以前に家電回収の車を見かける事が少なくなったという事を書きましたが、実際にやっていた方と話しを聞く機会がありました。
その方が言うには、やはり物が出尽くしたのではないかと言う事と、捨てずにまだ使えるなら使おうという意識(景気が悪いので節約?)の方が多くなったのと、ライバルが増えたためだと言うことです。ライバルと言っても同じ様に回っている同業者ではなく、ごく普通の人が持っていくらしいです。
たしかに景気が悪くなって世間は、金を使わない傾向が出ています。ましてやゴミや不用品処分にお金を使うなんてとんでもないと清貧思考の世の中になっているようです。
無駄な金は使う必要はありませんが、持っている人が使ってくれないと金は天下の回りものと言うように景気はいつまでたっても良くなりませんね。
いよいよ引越しシーズンに入ったのですが、ここ数年町中でよく見かける引越しのトラックが少なくなったと思いませんか。
景気が悪く人の移動自体が少なくなったのか、自分達でレンタカーを借りてやっているのか、いづれにしても私どもにとっても影響が出ています。
人が動けば、物も動く。そして不用品もこの際処分してしようと言うのがいつもパターンでしたのに、そうではなくなってきています。
すべて景気ですか・・・。
東日本の大震災でがれきの処理がいっこうにすすんでいないです。まだ5%しか処理できていならしいのです>
がれきと言っても被災者の方の生活そのものの物が多いのです。
写真や服、本などなど、全ては放射能でせいである。
我々は不用品の処分の仕事をしていますが、不用品と言っても有用な資源になる物も多く発生します。鉄、家電、紙など、でも放射能があるばかりに全くな不用品となります。
日本人の技術力、知恵で何とかならないものでしょうか。
家の中で不用品処分することになればそれに伴って様々な工事も発生します
エアコンが付いていれば取外し工事や転居されるに伴い、取付け工事もさせていただくことがあります。
また、最近多いのが食洗機や浄水器の取外し、ウォシュレットの取外しや同じく転居先への取付け工事も専門工事となります。中にはいい加減な工事をする業者も多いので注意が必要です。
遺品整理業が一定認知されたようですがあまり儀式にこだわるのもどうかと思います。
遺品はゴミでは無いと、故人の思いが詰まった大切な物なんですと。
確かに、故人の持ち物なので思い入れの品や生き様の詰まった物が多いでしょうがでも不用品と言えば不用品、残された遺族にとっては厄介な物が多いのがホントのところではないでしょうか。
よくタンス1竿だけとかベット1台だけ処分の問い合わせがありますが、1点だけでしたらどうしても割高になってしまいます。すみませんが、その作業の為に人が2人と車が必要になるもので・・・。
でも困っている方のためにもできる限り安くはしたいのですが、ご理解をお願いいたします。
大阪不用品処分システム一同より
美術品や工芸品は買う時は高いですが、いざ売るとなれば価値がないか二束三文ですね。
また、処分するとなれば心が痛みます。これらの芸術品は、作者の魂が宿っているのではないでしょうか。
遺品整理や普通に処分される場合でも、工芸品やアルバム、写真は処分する側も何故かいやな気持ちになります。その方の思い入れや気持ちが入っていると感じからでしょうか。
これまで消費が景気を引っ張る時代は終わりましたね。と気づいている方も多いと思いますがそれではリサイクルを促進するにはどうすればいいのか?商品を買う時にリサイクル費用を徴収するのを増やすか、企業にリサイクルを義務付けるのか。確かにそれも重要な方法ですが、限界があります。それだけでは追いつきませんね、捨てられる前提でリサイクルをする究極は捨てられる物全てをリサイクルするしかないのです。産廃処理工場、回収システム全てを根本的に変える。不用品を無くし、有用品にする技術こそが未来の姿なのではないでしょうか。
不用品処分の仕事をしていますと、おっと思うような骨董品が出てくることがあります。
でも売れないんですよ、と言われます。
景気が悪くなり骨董品を買う方が減っているからです。どちらかと言うと年配の方が買われるのでしょうが、財布の紐が固くなり、よっぽどの良いものでない限り買ってくれないらしいです。
ここ数年はユニクロやしまむらのおかげで本当に安い服が溢れてきました。いわゆる使い捨てに近いようです。1回着ただけで捨てる、1シーズンだけで捨てるような女の子が多いです。買った時点ですでに不用品、ゴミとなるんですね。