以前この不況で中古家具が売れていると伝えましたが、さすがに飽和状態になっているらしいです。それにかなり程度が良くなければ買い取ってくれませんし、婚礼家具はどうも敬遠されるようです。やはりタンスなんかは粗大ゴミとして処分するにしろ、売るにしろ運ぶのが大変です。特に階段が通らない、エレベーターがないなどの手間がかかる場合はリサイクル店でも嫌がられるようです。
以前、今春は景気悪化で企業の転勤移動が例年に比べ少なくなることや自分達で引越しをやってしまうことが多くなるのではないかと予測いたしましたがやはり現実のものとなってきました。引越しはレンタカーを借り、友達や親類でやってしまう傾向が出ていますね。例年3月は最盛期ですが集中しているのは土日だけで平日は余裕があるとのことですし、仮に業者に頼むのは大きな家具や電気製品のみで安く済ませるパターンが多いらしいです。それに伴い、不用品や粗大ごみなんかも出来る限り売ったり、人にあげたりで経費抑える傾向らしいです。うーん、このままでは引越し業者や運送会社の倒産が今後増えるのではないでしょうか。
この不況で、リサイクル店(古着屋さん、アウトレット店とか)が繁盛しているそうですが、確かに古着と言ってもきれいなものや傷のないものは十分使えますよね。ただし、業務用や会社関係などで使っていたデスクやロッカー冷凍庫なんかは倒産で過剰に増えているとのこと。また需要も少なく、多くは粗大ゴミ扱いになるらしいです。まぁこの不況でも利益を上げている業界や店もあるといいますが全体から見ればごくわずかですよね。今はじっと耐えるしかないのかしら。
近年、リサイクルだのエコだのと言われていますが全国的分別がすすんでいるのかと思えばそうではないようです。政令指定都市は予算があるのでリサイクル施設が稼動可能ですが、財政に余裕の無い中小の市町はリサイクルをしたくても施設の無いのでやりたくても出来ないが現状らしいです。逆に人口の少ない町や村などは人力で出来るのでリサイクルがすすんでいるとのことです。環境問題を解決するにも金がかかるんですね。出来る限る、ゴミや粗大ゴミや不用品を出さない意識を強めるのが大事なんでしょうね。
3月は引越しが多く、学生の方、転勤で大阪に赴任された方の依頼が多いです。大阪に住まわれて嫌な事やつらいこともあったでしょう。せめて去られる時はさわやかに気持ちよくお送りしたいものです。ですから最後の出会いとして、私どもは精一杯のサービスをしてお送りさせていただきます。